傾きと1点から直線の式
直線の式
直線の式は \(y=\bigcirc\,x+\square\)(\(\bigcirc\) が傾き,\(\square\) が切片)。
傾き \(\bigcirc\) と切片 \(\square\) の2つがわかれば,式が決まる。
傾きがわかっているときは,残りの切片 \(\square\) だけを求めればよい。
傾きと通る1点から求める
① 傾きを \(\bigcirc\) に入れる。切片は \(\square\) のまま残す。
② 通る点の \(x\) 座標,\(y\) 座標を代入して,\(\square\) についての方程式をつくる。
③ 方程式を解いて \(\square\) を求める。
例 傾き \(2\),点 \((1,\ 5)\) を通る
\(y=2x+\square\) に \(x=1\),\(y=5\) を代入して
よって \(y=2x+3\)
切片 \((0,\ 3)\) から右へ \(1\),上へ \(2\) で点 \((1,\ 5)\)
代入の計算は暗算しないで書く
\(5=2\times 1+\square\) のように,代入したかけ算も省かずに書く。暗算できても書く。
何をしているかがぱっと見で分かり,あとで点検しやすい。
暗算すると,どの数をどこに代入したかという情報がつぶれてしまう。
決まりではないが,計算ミスを防ぐ工夫として徹底する。
\(\times\) は \(\cdot\) と書いてもよい。
\(\times\) で書く
\(\cdot\) で書く
傾きの見つけ方
変化の割合は傾きと等しい。
平行な2直線は傾きが等しい。
\(x\) が増えた量に対して \(y\) が増えた量の割合が傾き。
| 条件 | 傾き | 式の形 |
|---|---|---|
| 変化の割合が \(3\) | \(3\) | \(y=3x+\square\) |
| 直線 \(y=2x+5\) に平行 | \(2\) | \(y=2x+\square\) |
| \(x\) が \(3\) 増えると \(y\) が \(2\) 増える | \(\dfrac{2}{3}\) | \(y=\dfrac{2}{3}x+\square\) |
| \(x\) が \(3\) 増えると \(y\) が \(2\) 減る | \(-\dfrac{2}{3}\) | \(y=-\dfrac{2}{3}x+\square\) |
大問1
次の直線の式を求めなさい。
解答
( )の操作は書かなくてよいが,常に意識すること。
求める式を \(y=2x+\square\) とする。
点 \((1,\ 5)\) を通るから,\(x=1\),\(y=5\) を代入して
よって \(y=2x+3\)
求める式を \(y=3x+\square\) とする。
点 \((2,\ 4)\) を通るから,\(x=2\),\(y=4\) を代入して
よって \(y=3x-2\)
求める式を \(y=-x+\square\) とする。
点 \((3,\ 1)\) を通るから,\(x=3\),\(y=1\) を代入して
よって \(y=-x+4\)
求める式を \(y=4x+\square\) とする。
点 \((1,\ 1)\) を通るから,\(x=1\),\(y=1\) を代入して
よって \(y=4x-3\)
求める式を \(y=-2x+\square\) とする。
点 \((2,\ -1)\) を通るから,\(x=2\),\(y=-1\) を代入して
よって \(y=-2x+3\)
求める式を \(y=x+\square\) とする。
点 \((-2,\ 3)\) を通るから,\(x=-2\),\(y=3\) を代入して
よって \(y=x+5\)
求める式を \(y=-3x+\square\) とする。
点 \((-1,\ 5)\) を通るから,\(x=-1\),\(y=5\) を代入して
よって \(y=-3x+2\)
求める式を \(y=2x+\square\) とする。
点 \((-3,\ -4)\) を通るから,\(x=-3\),\(y=-4\) を代入して
よって \(y=2x+2\)
求める式を \(y=5x+\square\) とする。
点 \((0,\ -2)\) を通るから,\(x=0\),\(y=-2\) を代入して
よって \(y=5x-2\)
求める式を \(y=-4x+\square\) とする。
点 \((-2,\ 6)\) を通るから,\(x=-2\),\(y=6\) を代入して
よって \(y=-4x-2\)
大問2
次の直線の式を求めなさい。
解答
( )の操作は書かなくてよいが,常に意識すること。
求める式を \(y=\dfrac{1}{2}x+\square\) とする。
点 \((2,\ 4)\) を通るから,\(x=2\),\(y=4\) を代入して
よって \(y=\dfrac{1}{2}x+3\)
求める式を \(y=\dfrac{1}{3}x+\square\) とする。
点 \((3,\ -1)\) を通るから,\(x=3\),\(y=-1\) を代入して
よって \(y=\dfrac{1}{3}x-2\)
求める式を \(y=\dfrac{2}{3}x+\square\) とする。
点 \((6,\ 3)\) を通るから,\(x=6\),\(y=3\) を代入して
よって \(y=\dfrac{2}{3}x-1\)
求める式を \(y=-\dfrac{1}{2}x+\square\) とする。
点 \((4,\ 1)\) を通るから,\(x=4\),\(y=1\) を代入して
よって \(y=-\dfrac{1}{2}x+3\)
求める式を \(y=-\dfrac{3}{4}x+\square\) とする。
点 \((4,\ -5)\) を通るから,\(x=4\),\(y=-5\) を代入して
よって \(y=-\dfrac{3}{4}x-2\)
求める式を \(y=\dfrac{3}{2}x+\square\) とする。
点 \((-2,\ -4)\) を通るから,\(x=-2\),\(y=-4\) を代入して
よって \(y=\dfrac{3}{2}x-1\)
求める式を \(y=-\dfrac{2}{5}x+\square\) とする。
点 \((5,\ 0)\) を通るから,\(x=5\),\(y=0\) を代入して
よって \(y=-\dfrac{2}{5}x+2\)
求める式を \(y=\dfrac{1}{2}x+\square\) とする。
点 \((3,\ 2)\) を通るから,\(x=3\),\(y=2\) を代入して
よって \(y=\dfrac{1}{2}x+\dfrac{1}{2}\)
求める式を \(y=-\dfrac{1}{3}x+\square\) とする。
点 \((2,\ 1)\) を通るから,\(x=2\),\(y=1\) を代入して
よって \(y=-\dfrac{1}{3}x+\dfrac{5}{3}\)
求める式を \(y=\dfrac{3}{4}x+\square\) とする。
点 \((-2,\ 1)\) を通るから,\(x=-2\),\(y=1\) を代入して
よって \(y=\dfrac{3}{4}x+\dfrac{5}{2}\)
大問3
次の条件を満たす直線の式を求めなさい。
解答
( )の操作は書かなくてよいが,常に意識すること。
変化の割合は傾きと等しいから,傾きは \(3\)。
求める式を \(y=3x+\square\) とする。
点 \((2,\ 1)\) を通るから,\(x=2\),\(y=1\) を代入して
よって \(y=3x-5\)
\(x\) が \(1\) 増えると \(y\) が \(2\) 減るから,傾きは \(-2\)。
求める式を \(y=-2x+\square\) とする。
点 \((-1,\ 4)\) を通るから,\(x=-1\),\(y=4\) を代入して
よって \(y=-2x+2\)
平行な直線は傾きが等しいから,傾きは \(2\)。
求める式を \(y=2x+\square\) とする。
点 \((3,\ 1)\) を通るから,\(x=3\),\(y=1\) を代入して
よって \(y=2x-5\)
平行な直線は傾きが等しいから,傾きは \(-1\)。
求める式を \(y=-x+\square\) とする。
点 \((-2,\ 4)\) を通るから,\(x=-2\),\(y=4\) を代入して
よって \(y=-x+2\)
傾きは \(\dfrac{6}{2}=3\)。
求める式を \(y=3x+\square\) とする。
点 \((1,\ 0)\) を通るから,\(x=1\),\(y=0\) を代入して
よって \(y=3x-3\)
傾きは \(\dfrac{2}{3}\)。
求める式を \(y=\dfrac{2}{3}x+\square\) とする。
点 \((3,\ 5)\) を通るから,\(x=3\),\(y=5\) を代入して
よって \(y=\dfrac{2}{3}x+3\)
\(y\) は減るから,傾きは \(-\dfrac{2}{4}=-\dfrac{1}{2}\)。
求める式を \(y=-\dfrac{1}{2}x+\square\) とする。
点 \((-4,\ 1)\) を通るから,\(x=-4\),\(y=1\) を代入して
よって \(y=-\dfrac{1}{2}x-1\)
平行な直線は傾きが等しいから,傾きは \(\dfrac{1}{2}\)。
求める式を \(y=\dfrac{1}{2}x+\square\) とする。
点 \((4,\ -1)\) を通るから,\(x=4\),\(y=-1\) を代入して
よって \(y=\dfrac{1}{2}x-3\)
変化の割合は傾きと等しいから,傾きは \(-\dfrac{3}{2}\)。
求める式を \(y=-\dfrac{3}{2}x+\square\) とする。
点 \((2,\ -4)\) を通るから,\(x=2\),\(y=-4\) を代入して
よって \(y=-\dfrac{3}{2}x-1\)
平行な直線は傾きが等しいから,傾きは \(-\dfrac{2}{3}\)。
求める式を \(y=-\dfrac{2}{3}x+\square\) とする。
点 \((-3,\ 4)\) を通るから,\(x=-3\),\(y=4\) を代入して
よって \(y=-\dfrac{2}{3}x+2\)