勉強のコツ|絶対に復習はするな
勉強が続かない人は、だいたい復習が好きです。
昨日やったところを見返す。間違えた問題をもう一度解く。単語帳の前半を丁寧に確認する。
たしかに、それは勉強っぽいです。 でも、前に進んでいません。
ネクステージを開く。英文法の問題集です。全16章あります。 第1章を丁寧にやる。第2章も丁寧にやる。第3章がしんどい。手が止まる。そのまま勉強から離れる。
2週間後、戻ってくる。また1章から始める。
気づいたら、前半だけ異様に詳しくなっています。 同格のthatって何?という状態で1年が終わります。
これが勉強の失敗の本質です。 理解が浅いとか、暗記が足りないとか、そういう話ではありません。
シンプルに完走していない。
端から丁寧に塗ってはいけない
勉強をペンキ塗りにたとえるなら、失敗するのは端から丁寧に塗っていくやり方です。 左上を完璧に塗る。何度も重ねる。納得いくまで塗る。
でも、キャンバス全体にはたどり着きません。
正しいやり方は、スコープ全体を薄く上塗りしていくことです。 一周目は薄くていい。雑でいい。わかっていないところがあっていい。 それでも全体を一度なぞる。
二周目で少し濃くする。三周目でもう少し濃くする。 完成度を上げるのは、完走してからでいい。
でも完走する前に完成度を求めると、終わりません。
前半だけ汚い単語帳
前半だけ手垢がついた単語帳、一冊は持っています。 最初の50ページくらいは折り目がついている。書き込みもある。 でも、後半は新品みたいなページが続いています。
数学も同じです。 「1A2Bがまだ完成していないので、3はまだ早い」 気持ちはわかります。でも、その「完成」はいつ来るのか。
目的は100%到達でも、完走できない戦略は戦略として誤りです。
わからないまま進む
新しい章に入るのは重いです。 知らない単語を見るのはしんどいです。 わからないまま進むのは気持ち悪いです。
だから、復習に逃げます。 復習は安全地帯です。一度見た内容だから楽です。 前に進んでいる気分にもなれます。
でも実際には、進んでいません。
ネクステ全16章なら、まず16章まで行く。 単語帳なら、前半が曖昧でも後半に行く。 数学3に怖くても、入る。
復習するな
全体を通す前に絶対に復習はしない。
最後まで行けないと、どれだけ丁寧でも全体の習熟度が上がりません。
難しいです。 でもやりましょう。