兵庫県第二学区の公立高校 合格ライン・内申点目安
西宮・尼崎の公立高校 合格ライン・内申点目安
兵庫県第二学区
この記事では、兵庫県第二学区の公立高校について、合格ライン・内申・当日点・倍率を一覧に
しています。
第二学区全体の表を、西宮・尼崎エリア、宝塚・川西・伊丹エリア、三田・丹波篠山・丹波エリアの3つに分けて掲載します。
詳しく分析するのは、家庭教師として主に指導している西宮・尼崎エリアです。
兵庫県第二学区の公立高校合格ライン目安
西宮・尼崎エリア
| 学校名 | 偏差値 | 上位% | 合格ライン/500 | 内申/250 | 当日点/500 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 市立西宮 | 69.6 | 4.0% | 430 | 226 | 408 | 1.37 |
| 尼崎稲園 | 68.0 | 6.3% | 420 | 219 | 402 | 1.49 |
| 市立西宮東 | 66.4 | 9.6% | 410 | 214 | 392 | 1.37 |
| 県立西宮 | 61.6 | 18.5% | 380 | 198 | 364 | 1.89 |
| 鳴尾 | 55.9 | 27.7% | 345 | 180 | 330 | 1.17 |
| 尼崎北 | 52.7 | 36.3% | 325 | 170 | 310 | 1.08 |
| 市立尼崎 | 51.1 | 43.0% | 315 | 164 | 302 | 1.28 |
| 西宮苦楽園 | 49.5 | 49.2% | 305 | 159 | 292 | 0.60 |
| 尼崎小田 | 46.3 | 61.0% | 285 | 149 | 272 | 1.41 |
| 西宮今津 | 44.6 | 67.1% | 275 | 144 | 262 | 0.79 |
| 市立尼崎双星 | 42.2 | 74.9% | 260 | 136 | 248 | 1.42 |
| 武庫荘総合 | 42.2 | 74.9% | 260 | 136 | 248 | 0.95 |
| 西宮南 | 41.4 | 82.0% | 255 | 133 | 244 | 0.64 |
| 県立尼崎 | 38.2 | 87.3% | 235 | 123 | 224 | 0.76 |
| 尼崎西 | 35.8 | 96.3% | 220 | 115 | 210 | 0.99 |
宝塚・川西・伊丹エリア
| 学校名 | 偏差値 | 上位% | 合格ライン/500 | 内申/250 | 当日点/500 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 宝塚北 | 64.8 | 16.2% | 400 | 210 | 380 | 1.07 |
| 川西緑台 | 59.9 | 22.4% | 370 | 193 | 354 | 0.75 |
| 県立伊丹 | 55.1 | 32.3% | 340 | 177 | 326 | 0.96 |
| 宝塚西 | 51.1 | 43.0% | 315 | 164 | 302 | 1.13 |
| 伊丹北 | 50.3 | 45.3% | 310 | 162 | 296 | 0.96 |
| 市立伊丹 | 48.7 | 54.1% | 300 | 157 | 286 | 1.25 |
| 川西北陵 | 47.9 | 58.3% | 295 | 154 | 282 | 1.21 |
| 伊丹西 | 44.6 | 67.1% | 275 | 144 | 262 | 1.09 |
| 宝塚 | 41.4 | 82.0% | 255 | 133 | 244 | 0.58 |
| 猪名川 | 37.4 | 93.5% | 230 | 120 | 220 | 0.74 |
| 川西明峰 | 37.4 | 93.5% | 230 | 120 | 220 | 0.45 |
| 宝塚東 | 34.2 | 100.0% | 210 | 110 | 200 | 0.44 |
三田・丹波篠山・丹波エリア
| 学校名 | 偏差値 | 上位% | 合格ライン/500 | 内申/250 | 当日点/500 | 倍率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 北摂三田 | 64.8 | 16.2% | 400 | 210 | 380 | 0.97 |
| 三田祥雲館 | 57.5 | 24.4% | 355 | 185 | 340 | 0.81 |
| 三田西陵 | 48.7 | 54.1% | 300 | 157 | 286 | 1.10 |
| 有馬 | 47.9 | 58.3% | 295 | 154 | 282 | 1.25 |
| 柏原 | 43.8 | 69.8% | 270 | 141 | 258 | 1.03 |
| 篠山鳳鳴 | 39.8 | 84.0% | 245 | 128 | 234 | 0.73 |
※この偏差値は、兵庫県第二学区の公立高校を母集団とした独自指標です。
※倍率は令和8年度兵庫県公立高等学校入学者選抜出願状況をもとにしています。
県立西宮の倍率1.89をどう見るか
この表でまず目立つのは、県立西宮の倍率1.89です。
県立西宮の偏差値は61.6で、目安点は380点です。
この位置づけ自体は、学力分布上は妥当だと考えています。
ただし倍率1.89という高さを見ると、十分届いている生徒だけが集まっているというより、
少し足りない層が「それ以下には下げたくない」と強行出願している可能性があります。
県立西宮は、ボーダー付近の競争が特に激しい学校として見ておく必要があります。
県立西宮が不安な場合、下げ先は鳴尾か尼崎北
県立西宮が不安な場合、まず候補になるのは鳴尾です。
県立西宮の目安点380点に対して、鳴尾は345点。約35点の差があります。
西宮市内で下げるなら、鳴尾が最も自然な候補になります。
ただし、鳴尾でも不安が残る場合や、確実性を重視する場合は、尼崎北まで見ることに
なります。
尼崎北は目安点325点、内申目安170点、倍率1.08です。県立西宮から見ると大きく下げる形になりますが、倍率が落ち着いており、出願リスクはかなり下がります。
西宮は上位校と下位校で二極化している
西宮市内の公立高校は、上位校と下位校ではっきりと二極化しています。
市立西宮・市立西宮東・県立西宮・鳴尾までは、西宮市内で強い志望先として
機能しています。一方で、鳴尾より下になると倍率が大きく下がります。
鳴尾までに収まるなら、西宮市内の公立高校として納得しやすい。しかし鳴尾に届かない
場合、西宮市内の下位校に下げるより、尼崎北・市立尼崎・尼崎小田など、尼崎側の中堅校を検討する家庭も多いと考えられます。
このため、西宮の下位校は、西宮からも尼崎からも志願者を集めにくい構造になっています。
西宮苦楽園は、立地がかなり特殊
西宮苦楽園は、目安点305点で、市立尼崎より少し下、尼崎小田より上に位置します。
学力帯だけを見ると、もっと志願者が集まってもよさそうですが、倍率は0.60と低めです。
背景には、通学条件の影響が大きいと考えられます。
西宮苦楽園は甲陽園方面にあり、阪急で通う場合は夙川での乗り換えが必要になりやすく、
駅からも距離があります。坂道・高低差もあるため、自転車でも通いやすいとは言いにくい
学校です。
立地を許容できる近隣の生徒にとっては低倍率で検討しやすい学校ですが、広域からの一般的な受け先にはなりにくい学校だと考えられます。
尼崎北はかなりバランスがよい
尼崎北は、このエリアの中でかなりバランスのよい学校に見えます。
鳴尾は目安点345点、尼崎北は325点、市立尼崎は315点です。
尼崎北は、市立尼崎より目安点で10点、内申で6点ほど上です。しかし倍率は1.08で、
市立尼崎の1.28より低く出ています。
鳴尾よりは入りやすく、市立尼崎よりは明確に上を狙えるため、内申170前後の生徒にとって実力相応の志望校として検討しやすい学校です。
進学実績も国公立・関関同立への合格者を安定して出しており、目安点が20点上の鳴尾と
比べても同等かそれ以上です。目安点のわりにお得な学校といえます。このエリアで穴場
といえる学校だと思います。
市立尼崎は、このエリアの基準校
市立尼崎は、偏差値51.1、目安点315点、内申目安164点です。第二学区内の平均50に近く、西宮・尼崎エリアの普通科としては、かなり基準にしやすい学校です。
ただし、市立尼崎は単なる平均校ではありません。尼崎北が不安な層、平均前後の学力層、
尼崎小田までは下げたくない層が集まりやすいと考えられます。そのため、倍率は1.28と
やや高めに出ています。
尼崎小田は「これ以上下げたくない」最終線になっている可能性
尼崎小田は、目安点285点、内申目安149点、倍率1.41です。
市立尼崎の目安点315点から見ると、約30点下がります。一方で、市立尼崎双星や武庫荘総合は260点なので、尼崎小田からさらに25点ほど下がります。
この位置関係を見ると、尼崎小田は、尼崎エリアで「これ以上は下げたくない」最終防衛
ラインになっている可能性があります。
市立尼崎は厳しいが、双星や武庫荘総合までは下げたくない。総合学科ではなく普通科に
残りたい。そういう層が、尼崎小田に集まりやすいと考えられます。
上位校は、別世界ではありません
市立西宮・尼崎稲園・市立西宮東は、兵庫県第二学区の最上位校です。
この3校の募集定員を合わせると約760人。
第二学区の公立高校全体の定員約9,000人に対して、上位3校だけで約8%の枠があります。
しかも兵庫県では、灘・甲陽・六甲・神戸女学院といった難関私立一貫校に、上位層の多くが中学受験で抜けています。その層が抜けた公立中の中での上位8%は、特別な才能で決まる
ものではなく、早い段階からの積み上げで十分に届く位置です。
ちょっと背伸びして頑張りたい方へ
「もう少し上、狙えるんじゃないか」と思ったなら、たぶんいけます。
今の内申と点数から、どの学校が実現可能か、そのために何をどれだけやるか。
一緒に整理して、あとはやるだけの状態にします。
まずは下のページで指導方針を確認いただくか、LINEからお気軽にご相談ください。
著者紹介

川村克馬
30歳 / 男性 / 指導歴8年
尼崎市・西宮市・芦屋市で活動
知識を教えることより、考え方・進め方・立て直し方まで一緒に整えることを大切にしています。 何ができていて、どこで止まっているのかを見ながら、やることを整理し、実行と振り返りを 重ねていきます。生徒がひとりで抱え込まず、自分で勉強を前に進められる状態をつくることを 目指しています。