不登校の進路は私立受験が中心になる
不登校の状況では、内申点や出席状況の影響から、公立高校受験が難しくなることが
ほとんどです。そのため進路選択は必然的に私立受験が中心になります。
兵庫南東部では、灘を除くと須磨学園がトップ校にあたります。難関大学を目指すなら
須磨学園、大学までストレスなく進みたいなら関関同立の附属校が現実的な選択肢に
なります。
大切なのは「本来こうあるべき」ではなく、今の状況で現実的に取りうる選択肢を整理し、
その中で最善の進路を設計することです。
復帰だけを前提にしない
不登校になると「元の学校に戻れるかどうか」が最初の話題になりがちです。
もちろん復帰を目指すこと自体が悪いわけではありません。ただ実際には、
学力以上に戻りづらさや気まずさといった心理的な負担が大きくなっていることがあります。
そのため、同じ学校に戻ることだけを唯一の正解とは考えていません。大切なのは、今の状態で無理なく動ける形をつくりながら、学習を止めず、次につながる進路を確保し、
本人が少しずつ前に進める状態を整えていくことです。
学習を止めない形をつくる
学習が止まっている時期には、最初から理想的な学習習慣を求めても回らないことが
あります。
そのため最初に目指すのは、完璧な家庭学習ではなく、学習が止まり続けない形をつくる
ことです。必要であれば、初期は宿題前提ではなく、授業の中で完結する形から始めることも
あります。
対面を基本にする
尼崎市・西宮市・芦屋市への訪問指導、外部施設での対面、自宅学習スペースでの指導に対応
しています。
学習を立て直すときに大切なのは、内容を教えることだけでなく、学習が動き出すきっかけや
続けやすい枠組みをつくることです。決まった時間に授業があり、その場で学ぶ対面指導は、
生活と学習を立て直すきっかけになりやすいと考えています。
オンラインは便利な一方で、自宅で受けられる分、欠席や先送りもしやすくなります。
特に立て直しの初期は、対面の方が整えやすいことが多いです。
早めに動く意味
早めに動くことに意味があるのは、早く復帰できるようになるというより、
途中で上手くいかない時期があっても修正できる余白を持てるからです。
特に中学2年生くらいの段階で動けると、進路がまだ切迫しすぎていない分、
失敗の重みもそれほど大きくなりません。時期が後ろになるほど、
同じ失敗でも重みは大きくなっていきます。
不登校は一方的に不利ではない
不登校には当然しんどさもありますが、学力面だけを見れば、一方的に不利とは限りません。
学校に行かない分、使える時間が増える側面もあり、その時間をうまく学習に向けられれば、
成績向上に有利に働くこともあります。
大切なのは、不登校という状態そのものを悲観しすぎることではなく、その時間をどう使い、
どう立て直すかです。
実績
不登校の状態から家庭教師として指導を始め、3か月以上継続してくれた生徒全員の
進路実績です。
- 中2不登校 → 須磨学園 → 京都大学
- 中2不登校 → 須磨学園 → 名古屋工業大学
- 中3不登校 → 関西学院高等部 → 関西学院大学
- 中2不登校 → 須磨学園
- 中2不登校 → 同志社国際
この5件は、いずれも家庭での関係を良好に保ってくれていました。
保護者の方が勉強の管理を抱え込みすぎず、家を本人が安心して休める場所として
保ってくれていたことは、大きかったと感じています。
指導者について

川村克馬
30歳/男性
指導歴8年
私自身、高校在学中に学校へ行けなくなり、1年留年を経て卒業しました。当時の学力はほぼゼロで、英語の通知表は中学3年間ずっと1、高校でも英語の単位を落とし続けていました。
高校4年目のとき、やっと英語が文型や構造によって成り立っていることを知り、それまで
無意味な文字の羅列に見えていた英文が、規則性のある言語として見えるようになりました。そこから本格的に学び直し、東大実践でA判定を取れるところまで学力を伸ばしています。
上達するにつれて、なぜもっと早くやらなかったのかという後悔が強くなりました。
この経験から強く感じているのは、「わからない状態にいる人は、何がわからないかも
わからない」ということです。検索する言葉すら出てこない状態で、表面的な解き方だけを
教えられても届かないことがあります。
不登校だった側の人間として、その状態がどういうものかを経験として知っています。
だからこそ、今の状態を否定するのではなく、そこを出発点として、
現実的な道筋を一緒に考えていきます。
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まずは相談・体験から
不登校の支援では、学習内容だけでなく、進め方や距離感の相性が大きく影響します。
そのため、不登校・学校不適応のご相談については、
初回相談・体験授業を無料で対応しています。
最初から決めきる必要はありません。
まずは今の状態や学習状況、進路の考え方を共有したうえで、
合いそうかどうかを見ていただければと思います。
そのうえで、どのような進め方が現実的かを率直にお伝えします。
対面で移動が発生する場合は、交通費のみご負担をお願いします。
